原因

2014.07.08 Tuesday 08:00
0
    LESSON6🐰
    〜原因の原因〜

    予防を学ぶ近道は原因という言葉について知ることです。🐬
    例えば虫歯は細菌、栄養(砂糖など…)、歯が合わさって虫歯になってしまいます。☔️
    ですが、すべての疾患において、無数の因子がかかわってくるのです。
    虫歯は多因子性疾患といわれてますが、病気の原因は無数にあげられることができると思います。
    なので、私たちが原因と考えているものは、それらのほんの一部にすぎないのです。💭

    人間と医学という本には、
    「ラボラトリーの研究に携わる人々は、原因を人体の中に求めるし、疫学者は原因を環境のなかに探す。
    個々の患者における病気の原因は常に多因子性であり、どの原因を取り上げるかは選択によるし、その選択は私達の関心の反映なのである。」
    ということが書いてあります。📓
    虫歯においても、病変の発症や進行には、無数の原因が関係しています。
    例えば虫歯多発の原因と思われる要因には
    ・口腔衛生指導を受けたことがない
    ・フッ化物の知識がなく、フッ化物入りの歯磨き粉を使用していない。
    ・食事の時間が不定期で、間食ですませる事が多い。
    ・就寝前に飲酒し、そのまま就寝することがある。
    ・子供の頃に治療を受けて以来、歯科医院は行ってなかった
    ・転勤ばかりでかかりつけの歯科医がいない
    など多数の原因がある。またさらに原因の原因を求めることも大切なのです。🔆

    また介入計画の為の3ステップがあります。👍
    Step1  クワドラント分類より、O/Aクワドラントに入る方法を考える。
    Step2  診査、検査により原因やリスクを列挙する。
    Step3  発症へのインパクトの強い順に並べ、そのコントロールが現実的か合理的か、を判断する。
    この3つで初期プランを考えてみるのです。

    立場によって原因は使い方が違ってきます。⭐️
    例えば研究者たちが使う原因は単独で病気を発症・進行させうるものであり、発症に関連するだけである危険因子と区別していることが多いのです。
    また臨床医の使う原因はもっとひろい意味で、原因因子と危険因子の両方を意味します。
    さらに、病気の発症前はリスクと呼ばれますが、発症後は原因と呼ばれるのです。⚡️

    基本的にリスクとはその病気が発症していない場合の用語です。
    リスク患者やリスクがあるという言葉は発症していないことが大前提になる。発症している場合は、病気に分類される。🌼

    また、予防には2種類あります。一つはなにかを減らして予防する方法。例えば、プラークコントロール。🌚
    もう一つは、なにかを足して予防していく方法です。例えば、フッ化物の応用。🌓
    そして、カリエスやペリオでは減らすことのほうがより効果的で、優先されるものなのです。


    LESSON7🐤
    〜マーロウ先生のリスク論1〜
    カリエスリスクは、発症前の話であるので、目には見えません。だから検査キッドやコンピュータプログラムを使ってどんなに視覚化しても決して本質は見えないのです。📰

    カリエスリスクの本質は確率です。🎼それはスピードに影響される。🚴
    カリエスリスクが高いと、カリエス活動性が高いという表現の違いは難しい。
    う蝕活動性は歯がう蝕(虫歯)によって破壊されるスピード。通常は一年間に発生する新しい病変の数です。
    一方、カリエスリスクはある決まった時点における将来の脱灰、または脱灰進行のリスクなのです。😮

    活動性の判定は治療の為の診断ですが、予防のための診断はカリエスリスクの評価なのです。😈
    発症前は口腔内のカリエスリスクを、病変ができたときは病変の活動性を調べ、介入のプランをたてる。
    これがオフィスでの原則です。😶
    病気の活動性とは原因が存在し、それが進行して組織が崩壊するまでのスピードを意味すると思う。
    病変の活動性とは、病気によってつくられた病変が拡大するスピードなのです。🐯
    病変が形成される前の段階でスピードがわかれば、未来の予想は容易になる。
    ですが、カリエスは予見はできるが、予測はできないものなのです。

    ですが、リスク評価だけでは時間の壁は越えられないのです。😋
    いろいろ調べたとしても、それは過去から現在までのデータに過ぎない。今までどんな状況であったかを示しているにすぎないのです。
    私達は結果を解釈し、診断しなければならない。そして、それをもとにプランをつくる。それにより、はじめて時間の壁を越える可能性がでてくるのです。⚓️ サクランボ
    category:- | by:院長 高見澤 紳治 | - | -

    Calender
    1234567
    891011121314
    15161718192021
    22232425262728
    2930     
    << September 2019 >>
    Selected entry
    Category
    Archives
    Recent comment
    Recent trackback
    Link
    Profile
    Search
    Others
    Mobile
    qrcode
    Powered
    無料ブログ作成サービス JUGEM