クワドラント分類

2014.06.17 Tuesday 07:00
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    🐶LESSON2
    予防の目的と対象の明確化ークワドラント分類

    患者さんを歯科医師の視座から4通りの分類ができます。
    1⃣.理想的な状態(optimao)…Oクワドラント🌸
      歯科医師が診て問題がなく、また発症のリスクが低いということ。
    2⃣許容範囲内の状態(acceptable)…Aクワドラント🌻
      歯科医師が診て問題ないが、発症、再発のリスクが残るということ。
    3⃣.問題のある状態(problem)…Pクワドラント🍁
      歯科医師が診て治療したほうがいいだろうと考えるケース
      場合によっては患者さんが治療を望まないケースがあるが、クワドラント分類にはなんの影響もない。
      つまり 患者さんの事情は治療計画に入るのです。
    4⃣.病的ではないが、患者さんが不満に感じている状態(unsatisfied)…Uクワドラント🍂
        Uクワドラントは歯科医師は治療の必要を認めないが、患者さんは問題があると考えてるケースです。

    Uクワドラントには2つのケースが存在する。
    1つめは実は病的な状態だが、歯科医師が検出できないケース。🙅
    2つめは歯科医師もその状態を認知できるが、病的とはいえないケースです。😿

    クワドラント分類と治療計画の違いは「治療計画を地図🗾と考えると、クワドラント分類はジャイロ(羅針盤)📍だ。現在どこにいるか、どこへ向かうべきか、を明確に示してくれる。」ということ。

    O/Aクワドラントの患者さんに対する介入はいわゆる予防です。
    どちらも問題はないが、高いリスクが残る場合はAクワドラント🌻、そうでない場合はOクワドラント🌸になる。
    つまり、Aクワドラント🌻の介入目的はOクワドラント🌸に移動を試みること。Oクワドラント🌸は介入により留まる現状維持が目的。
    Pクワドラント🍁の介入のゴールもまた、O/Aクワドラントに移動することです。
    Uクワドラント🍂の2つのケースのうち1つめは臨床でもよく遭遇します。
    なぜなら診査や検査には限界があり、あるレベル以下だと異常なしになる。
    そうなった場合には
    1.経過観察
    2.可逆的な対処療法
    3.専門医、専門機関への紹介
    と3つの選択肢がある。

    Uクワドラント🍂の2つめのケースも特定の歯科医院はよく遭遇します。
    ある患者さんに説明だけでUクワドラント🍂からOクワドラント🌸へ移動したケースもある。
    これが本当の意味のムンテラ(ムントテラピー)✨だと思います。
    また、ムンテラ✨でクワドラントが移動する患者がいる一方で、Uクワドラント🍂のまま留まるケースもあります。
    そのような患者さんには積極的な(非可逆的な)治療を行い、患者さんの主訴を解決する選択もありうるのです。🐤

    いわゆる治療が必要なのは、4つのクワドラントのうち下U/Pクワドラントだけで、O/Aクワドラントにはいわゆる予防が必要です。
    つまり、患者さんがどのクワドラントにいるかで、同じ行為が予防にも治療にもなりうる。要するに、厳密な予防と治療の区別はあまり意味がないのです。
    予防💊=上のクワドラントに留まろうとする行為や介入
    治療💉=下のクワドラントから上のクワドラントへ移動くるための行為や介入ということができます。


    🐱LESSON3
    クワドラント分類と主体的な臨床
    〜event(事象)⭐️とstates(状態)🌙〜
    事象⭐️とはなにかを起こしたり、なにかが起こったりすることだ。反対に状態🌙は、それによってもたらされる結果です。この2つの違いを認識でにると、ストレスが減ってくるのです。つまり事象⭐️が状態をコントロールすべきということです。🐽
    これは主体的な臨床となります。
    どのクワドラントに患者さんがいても、目標を決める→プランをたてる→実行するという流れは同じです。
    主体的な臨床ではどんな複雑な症例でもゆっくり着実に目標へむかう。医療従事者にとっても、患者さんにとったもストレスが少ない。💗

    その反対に反応的な臨床というものがある。それはなにかが起きて、なにかを行う羽目になる。状態が事象を支配しているということです。このような臨床は医療従事者にとっても、患者さんにとってもストレスが多くなってしまいます。💔

    予期せぬトラブルは、どんなに主体的な臨床を行っていてもゼロにはできない。ただそれが少ないと、余裕ができる。余裕は解決のためのエネルギー。

    また、治療と予防、これをディフェンスとオフェンスで考えるとイメージ的には治療がオフェンス🏡で、予防がディフェンス🏃というイメージがありがちです。
    ですが、歯科医師やオフィス運営の視点からみると、全く逆です。
    マーロウ先生が黄金の法則はディフェンスが強いと負けない!🐯ということです。

    また、予防には余裕がないとできないものです。🐢
    主体的な臨床は、充実した予防を行ううえで最低限の前提条件です。つまり、歯科医師として充実した予防に携わるには、まず治療に長けていることが必要になる。
    オフェンスはディフェンスが充実して効果を発揮するものです。
    そして、本当に予防を必要としているのは、治療が必要になる可能性が極めて高い、リスクの高い人たちです。🌵

    さくらんぼ
    category:- | by:院長 高見澤 紳治 | - | -

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